『ブラジル連邦共和国』とは、南アメリカに位置する連邦共和制国家です。首都はブラジリアで公用語はポルトガル語です。

なぜポルトガル語かというと、1500年以降にポルトガルの植民地になったことが由来です。

日本の約22.5倍という大きな国土を持ち、南米大陸では最大の面積を誇っています。

接する国は、ウルグアイ・アルゼンチン・パラグアイ・ボリビア・ペルー・コロンビア・ベネズエラ・ガイアナ・スリナム・ギアナの10か国に及び、南米にある12か国のうちチリとエクアドル以外の国と接していることになります。

この国は、1600年以降にポルトガルの植民地となっていましたが、独立を求めるブラジル人ブルジョワジーらが1822年に独立戦争を起こし、ポルトガルから独立を果たしブラジル帝国ができました。

独立後も大農園主の意向によって植民地時代からの黒人奴隷制度は継続されていました。

しかしこの頃になると、西半球で奴隷制度を採用していたのはこの国のみとなっていたため、多くの人々から奴隷制度批判がなされ、廃止を求める国民運動によって、帝政から共和制へと移行していきました。

現在の政治は、大統領制を敷いており、年期は4年(副大統領も同年期)で、1度限り再選が認められています。

議会は上院と下院の二院制です。投票可能年齢は18歳~70歳までの文字の読み書きが可能なすべての国民に与えられていますが、希望すれば16歳・70歳以上の国民や、読み書きが不可能な国民も、投票が可能となっています。

治安の面では非常に悪化しており、一般的な単なる犯罪においても銃などが使用されることが多く、殺人事件に発展することも多々あります。

近年では、大都市や地方都市を問わず殺人事件が頻発している状況です。

その発生率は、日本の数十倍~数百倍とも言われており、2012年のデータによると殺人が日本の34倍、強盗に至ってはおよそ315倍となっています。特にスラム街では麻薬密売などの凶悪犯罪が頻発しており、昼夜問わず銃声が鳴り響く状況となっています。

この国とは日本は特に密接な関係であり、外交は1895年の修好通商航海条約から始まっており、1900年に入ると日本から多くの人々が海を渡り、本格的移民が開始されました。

世界でも有数の規模を誇る日本人学校も建設され、現在では在日ブラジル人は約23万人にも及びます。

この国にはインディオと呼ばれる先住民や、外国からの移民の文化が芽生え、古くから音楽やスポーツ、建築の分野で世界的に高い評価を得ています。

特にサッカーは盛んで、多くの世界的プレーヤーが生まれ世界大会でも何度も優勝するほどの国民的スポーツとなっています。